[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あれは自分が幼い頃
オヤジの部屋には面白いもものがあるという勝手な妄想をして
オヤジの本を手当たりしだいに見ていたときのこと
基本、本は文字だらけなので挿絵だけで楽しんでいた自分
家にある本はオカルトやグロなどの本が多いほうであったため
多少のグロには慣れていると自分では思っていた
その頃は人体博物館と秘密の動物志がお気に入りで
毎日のように見ていたらだんだん飽きてきて
なんかもっと面白いのはないだろうかと思い、ある本を見つける
世紀末倶楽部
絵が独特で、どこかブラックユーモアが溢れる表紙
中身はきっと怖いものだろうとすぐ分かったけど
昔の自分はそんな事もなんのためらいもなくその本を開くんだけど、好奇心旺盛だった自分画輝かしい(´・ω・`)
たしか最初のページはそんなに怖くなかった気がする
「えー、なにこれー」と思い
真ん中のページを開いて・・・
まぁどんなページかは忘れちゃったのだけど
断末摩をあげて本当に漫画のように肩がビクゥッ!!ってなって本を落としちゃって
そのまま逃げるかのように親父の部屋を去り
数日寝れない日が続いたなぁ・・たしか
それからあまり係わらないようにしてきたその本だけど
中学頃何を思ったのかその本を見ようとした。
本の居場所を分かりきったかのようにその本を取り出し
ドキドキしながら指を本の中に入れ、中身をバッっと一気に開こうとしたけど
何故かココまで来て気が進まなくなる
開けない
硬直する
怖い
という三拍子がぐるぐる回りやめようと呟いて本を元の場所へ戻し、その場から離れる
だけど何かひきつけるものがある、世紀末倶楽部。
ビビッたのは昔の話し、今なら大丈夫だと思ったかもしれない。
再び取り出し開こうとするがなかなか開けない、手が震える、目を瞑っていたとしてもその本は開けず
やっぱり開けずじまいで終わった。
そして今日、オヤジの部屋に暇ーって事で本を借りに来た
何だろうって思った本は結構上の方にあったためタイトルは見えない
山積みの本を無理やり引いたらどさっと落ちてきて、「あぁ・・落としちゃったぁ」と下のほうをみたらあのいつかの世紀末倶楽部が!!
それで昔の感覚を思い出しつつも懐かしいような怖いようなそんな微妙な気持ちで
ガクブルしながらその本を戻してそのままなんだけど、今はなんか不思議な気持ちですます。
そんなガクブルな経験をしながらいまだに読みたくなる。
なんなんだこの感じは、きっと世界観は好きなんだな・・うう、今度また挑戦してみよう。
どんな本かきになったのでレビューやら見ていたら
やはり内容はショック系の写真集やレポートを載せてる本みたいで、
だけど結構人にすかれてるような気がする謎の本です。